鳥谷輝樹助教が国際会議GCCE2024に受賞
コンピュータ理工学コースの鳥谷輝樹助教が2024年10月29日(火)〜11月1日(金)に北九州市で開催された国際会議「2024 IEEE 13th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2024)」において発表した論文が,Silver Prize of the Excellent Paper Awards を受賞しました。
本賞は,同国際会議で口頭発表された発表の中から優れた発表に対して授与されるものです。受賞対象となったのは,コンピュータ理工学科2023年度卒業生の河野太一さん,本コース・小澤賢司教授との共著で執筆された下記の論文です。
Teruki Toya, Taichi Kouno, and Kenji Ozawa,
“Towards Mimicking Speakers’ Own Perceived Voice by Subjective Evaluation Considering Bone-Conduction Transmission Characteristics,”
Proceedings of GCCE2024, pp.316-317, 2024.
本研究は,ヒトが発話する際に自ら知覚する声(自己聴取音)の聴こえをシミュレーションすることを目指し、骨伝導音の知覚特性を実験的に検討したものです。この技術は将来,あらゆるヒトの音聴取環境を模擬する「没入型メディア」の要素技術や、発話を支援するための基礎技術に応用できる可能性があります。